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SDAスイスGBTコース 参加者インタビュー

2018年SDAスイスGBTコース参加
東京都 ナカノ歯科クリニック
歯科衛生士 相馬 紀子 様

● SDAスイスGBTコースに参加したきっかけは?

 まずEMS社のエアフロー®を知り、従来のPMTCからシフトしているんだと感じたのが始まりです。それまではSRPでガリガリ削り時間をかけてPMTCを行っていましたが、なんだか患者様の歯を痛めている気がしていたんです。エルバのSDAセミナーを受け真実がわかり、目が覚める思いがしました。

 だからSDA本部があるスイスで学べる研修があると知った時は、絶対に行かなきゃ!と思って、すぐに参加を決めました。もともとスイスに歯科のイメージは全くなかったのですが、SDAはヨーロッパでとても大きな組織なんですよね。

 そして、どうしてももう一度スイスで学びたくて…参加するのは今回で2回目なんです。



● 研修では、どのようなことを感じましたか?

 ◎EMS本社研修

 ネハ先生の情熱的な講義がとても印象的でした。また、1回目と2回目で講義がさらにアップグレードされていることに驚きました。スイスに来れば、最先端の内容を思う存分学べるのです。
 スイスの研修前に、竹内先生のSDAセミナーを受講して土台を作ったので、より講義の内容が面白く感じられたと思います。

 ◎カレウム歯科衛生士学校

 衛生士学校でびっくりしたのは、入学試験の人選の厳しさです。学力だけでなく人柄をすごく見ていて、狭き門をくぐり抜けた選ばれた生徒だけが入学できるんです。スイスにおいて、歯科衛生士という仕事がどれだけ重要視されているかがわかります。そんな歯科衛生士の卵が学んでいる姿を見て、とても刺激を受けました。


EMS本社でじっくり個別指導を受けました!


● 臨床で活きていることは何ですか?

 全部です!(笑)

 GBTの考え方や実習で学んだスキルは、そのまま臨床で実践しています。それによって患者様が他の歯科医院との違いを実感してくれ(従来の方法を経験をしている方は特に)、また来院してくださいます。初診の患者様にエアフロー®でクリーニングを行うと、「痛くなくて驚いた」「やる前は怖かったけど、平気だった」と言ってくれるんです。GBTのプロトコールにも組み込まれている”染め出し”も、「歯科衛生士がどこを重点的にクリーニングするべきか見たいから付けるんですよ」と説明すると、患者様もポジティブに興味を持ってくれます。

 でも、1番は自分の意識が変わったことです。スイスでは、現地のプロ達がどのように患者様と向き合い、仕事に真剣に取り組んでいるのかを肌で感じて、本当に刺激を受けました。以前よりも真摯に患者様と向き合えるようになり、それによって仕事がより楽しくなりました。



● スイス観光で楽しかったことは?

 「山」と「食事」です!
 ヨーロッパの“ヘソ”と呼ばれるユングフラウヨッホは、本当に素晴らしかったです!ヨーロッパで1番標高が高い駅「ユングフラウヨッホ駅」まで行き、美しい山を眺めながら登山をしました。最高でした!(※本年のコースにユングフラウヨッホ観光は含まれておりません)

 食べ物でいうと、やっぱりチーズフォンデュとラクレットが絶品!スイス料理はチーズの他に思い浮かぶものはなかったのですが、食事は何を食べても、そしてワインも本当に美味しかったです!


ユングフラウヨッホ。竹内先生と一緒に。


最後にDr.Nehaより修了証をいただきました。

● 最後に、参加を迷っている方に一言お願いします!

 海外研修は1週間以上の日程だから、院長や家族の説得が必要ですよね。この海外研修で得られる事をいかに上手にアピールできるかが重要だと思います。患者様に情報をいかに伝えるかが大切なように、エルバのSDAセミナーを受けてみて、どれくらい患者様のためになるのかを院長に伝えてみてはいかがでしょうか。家族もきっと前向きな姿を見て背中を押してくれることと思います。

 自分の意識を変えられる経験は、簡単にできるものではないです。迷っているなら絶対行くべき!ぜひ皆様もスイスで素晴らしい経験を積んでください!