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【スウェーデンスタイルの歯科医院】インタビュー @そのだ歯科-01

大切なのは「きちんとした知識」を学ぶこと
~スウェーデンスタイルで患者様に選ばれる歯科医院へ~


静岡県御殿場市で開業している「そのだ歯科」の院長 園田正敏先生。

園田先生は、2023年秋にエルバの「臨床実践3ヶ月コース」を受講し、受講後医院に「スウェーデンスタイル」を導入しました。
今回は園田先生に受講のきっかけや、受講前後で変わったことなどを中心にお話をお伺いしました。

歯周病に対する知識が180度変わった!

園田先生:過去の治療で歯を残すために施したことが最終的には歯を失うことになってしまい、治療方針に疑問を持っていました。
しかし、セミナーを受講したことで治療方針が決まり、きちんと歯を残せる治療を自信を持って出来るようになりました。

また、歯科衛生士と一緒に治療計画をたてるなどコミュニケーションを増やすことによって、
歯科衛生士の満足度・患者様の満足度の向上に繋がり、医院の経営も安定。今では3ヶ月先まで予約が取れない状況です。

学校で学んだことに囚われず、今の歯周治療を学び、歯周病が治せる・メインテナンスがきちんと出来るスウェーデンスタイルを
取り入れたことによって、患者様に選ばれる歯科医院になりました。



臨床実践3ヶ月コース 受講の背景

-臨床実践3ヶ月コースを受講されたきっかけを教えてください

園田先生:「歯周治療に対して先生の認識と全然違うので、先生もセミナーを受けてください」と歯科衛生士に言われたのがきっかけです。
歯科衛生士(以下、DH)から「導入したエアフロープロフィラキシスマスター(以下、AFPM)の使い方をきちんと学びたい」
「日本歯周病学会の認定衛生士の資格を取りたい」という希望があり、調べたところエルバにたどり着きました。

そこでDHSDAベーシックコース・アドバンストコースを受講し、医院に戻って来たときの言葉です。
その後、自分もセミナーに参加し衝撃を受けました。大学で習った歯周治療と全く違うことやっていて・・・。
もっと知りたい。もっと学びたい!と思い、すぐ3ヶ月コースを受講することを決めました。


セミナーを受講して受けた影響

-大学で学んできたことと全く違ったとのことですが、一番衝撃を受けたことはなんでしょうか?

園田先生:学校では「縁下歯石が歯周病の原因」と頭に叩き込まれていましたが、「縁下歯石が原因ではなく、細菌が原因。
その細菌を取ることによるインフェクションコントロールが大事」というところが衝撃的でした。
極論、縁下歯石を取らなくていい。病原性細菌を取ることが出来れば歯周病は良くなっていくというのが印象的でした。


-今まで習ってきたことと考えが変わったところはありますか?

園田先生:縁下にある歯石とともにセメント質も一緒に持ってきなさいと習い、その通りに治療をしてきました。
しかし、セミナーを受講したところ20年以上前に歯周治療の方法が変わっていたことに驚いたのと同時に、
それを知らなかった自分も勉強不足で情けない、これではスタッフと歯周治療への意識が全然違うのは当たりまえだなと実感しました。

今ではスタッフ全員と同じ方向を向いて進んでいると思います。


-3ヶ月コースの1回目は座学、2・3回目は座学と外科実習ですが、受講している間にも心境の変化はありました?

園田先生:ありました。今まではフラップを開けて直視下でガリガリやっていました。
開けたらそこにある歯石は何も考えずに全部取る、悪いものは全てそぎ落とすと考えていたからです。
でも外科実習では、「フラップを開けてタンデックスソロやアポテックでデブライトメントをする」「根面はなるべく触らず、
悪い細菌だけ取り除く」と教わり、極力生態を虐めないようにインフェクションコントロールを行うという、
そもそもの考え方が違うことに気づきました。

また、実際に今の大学はどう教えているのだろうかと興味が沸いて、大学に顔を出すようになりました。
そこで驚いたのは大学教授が「インフェクションコントロール」と言い始めていたことです。
それまではインフェクションコントロールって言葉は全然出てこなくて、やっと最近言い始めて、大学も進んだなと感じました。
それと同時にエルバは何十年も前から伝えているので、改めてエルバの凄さを実感しました。


-歯周病の患者様がいた際の先生のお気持ちや治療の方向性として補綴主導型や咬合主導型などありますが、
3ヶ月コースを受講する前までは、どのような方向性や治療をされていましたか?

園田先生:DHに丸投げやちゃんと治っていなくてもどんどん被せる補綴主導型でした。
DHがスケーリング・SRPが終わりましたと戻ってきて、そのまま補綴を被せていく流れでした。
成形やデンタル14枚法なども全くやらず、基本的な保険での流れでしか歯周治療をやっていませんでした。
診断する具材も揃えられていなかったので、きちんとした診断が出来ていなかったのが現状でした。
歯周病をちゃんと治すためには、成形・14枚法・口腔内カメラが必要となり、これを行うことできちんとした診断ができ、
より細かい歯周治療のオプションまで提案できるように変わりました。

この患者様のこの歯に対してどんなアプローチをしていくかなど、DHとすごくコミュニケーションを取るように変わりましたね。


スウェーデンスタイル導入後、DHの反応は?

-先生の考えが変わる中で、口腔内写真を撮るなどDHの業務が増えたと思いますが、そこに対してDHから抵抗や不満などはありましたか?

園田先生:全くありませんでした。
だって全員エルバのセミナーに送り込んだから(笑)
エルバで全部教えてもらったから、むしろ「当然ですよ」「やっていいんですか」という感じでした。
院長からこうやれって言ったら抵抗があったと思いますが、「今の歯周治療はこうです」って外部から教えてもらったことで、
腑に落ちて抵抗なく受け入れてくれたんだと思います。


-考え方が違うことに気づいたとのことですが、先生ご自身は頭と気持ちをすぐに切り替えられましたか?

園田先生:患者様が楽で治ることが一番なので、すぐに切り替えられました。
負担や痛みがなくしみたりもせず、綺麗に治ればそれでよし!
昔、フラップ開けても治らず、抜髄をしたことがありました。歯を残すためにやったのに歯髄をダメにしてしまい、
本当にこのままのやり方でいいのかと疑問に思っていたのですが、この3ヶ月コースで学んだことを臨床に活かすとちゃんと残すことが
できると強く思いました。

患者様にも勧められるようになったし、スタッフからも「先生、ここ深いから開けてください」と相談された時も
自信を持って出来るようになりました。


スウェーデンスタイル導入後の医院

-3ヶ月コース修了後、HO-1プローブを医院内の基本セット全てに導入していましたが、何故導入しようと思ったのでしょうか?

園田先生:3ヶ月コースを受講してプローブの重要性を実感したからです。

お恥ずかしながら、医院内にあるプローブが揃っていなかったんです。
細いのや太いのがあり、またメモリも3-2-3や2-2-2などバラバラでした。
そのため、初診時と再診時で違うプローブを使っていたので、評価が全然違いました。
それでは評価の意味がないと岡本先生に教えてもらい、HO-1プローブを基本セットに入れることにしました。
他のプローブより少し割高なので懐は痛かったですが、実際に使っているDHたちの負担が減り、すごく喜んで使ってくれているので、
思い切って導入してよかったと今では思っています。

また基本セットにプローブを入れたことによって「このポケットどうなっているのだろう」と思ったときに、
再評価まではいかないけれど現状をすぐに確認できるので使い勝手がすごくいいです。


-スウェーデンスタイルを学び、取り入れてから変化はありましたか?

園田先生:ありました!ユニット6台の内、4台は終日メインテナンスでフル稼働しています。

経営的な話になりますが、うちの場合ドクターはほとんど稼ぎません。
高額な治療が多くでる地域ではないので、保険適用内での治療がほとんどです。
そんな中で経営が安定している理由は、DHによるメインテナンスがフル稼働していることです。
そのだ歯科はDHがいないと成り立ちません。AFPMを導入しても、使いこなせるDHがいないのでは意味がありません。
そこでエルバのSDAセミナーで学び、使いこなせるDHを育てました。
夜遅くまでの診療や土日の診療がなく、有給休暇もきちんと取れる環境となり、DHの定着率も上がりました。

また近所の歯科医院の先生から「DHの確保のために学生の実習先として受け入れているが、全く就職してくれない」「DHの人材確保に頭を抱えている。そのだ歯科はどうしているのか」と聞かれました。
自分もDHもエルバのセミナーで改めて歯周病について学んだことで同じ方向を向いて進んでいっていることが今に繋がっていると話したところ、
「だからそのだ歯科はDHが定着して安定しているんだね」と。


これからのスウェーデンスタイルの歯科医院

-今、歯周治療に悩んでいる先生や学ぶ場を求めている先生へのコメントをお願いします!

園田先生:患者様はいつだって痛くない治療を求めています。
歯周病の治療=超音波をフルパワーで使い、縁下はガリガリというのがスタンダードだったが、そんな治療を患者様は求めていないのが現状です。
やっぱり痛くなくて、快適な歯周治療によって患者様の定着に繋がる。
さらにDHの負担も軽くなり、お互いストレスフリーで歯周治療を継続出来る。それで治るならそれが一番ですよね。

でも一番大事なのは、きちんとした知識を学ぶことです!
AFPMがあるだけじゃだめ、手技だけではなく理論も理解し、ちゃんと使いこなせるDHがいないとだめです。
せっかく器械を導入したのであればちゃんと使いこなしましょう!
器械があって、勉強して、使いこなせて、初めてスウェーデンスタイルになるんです。

Dr.もDHもエルバのセミナーで勉強しましょう!!


-先生の今後の目標は?

園田先生:まずは日本歯周病学会の認定医だけど、専門医までいけたらいいなと思っています。
きっかけはDHに言われてセミナーに行ったけれど、今は認定医・専門医までやるか!って思っています。
なので寺子屋塾にも参加したいと思っていますが、その前にもう一回3ヶ月コースに参加して、もっと知識を深めたいと思っています。



編集後記

とても気さくでフレンドリーな園田先生なので、DHの方々とも良好な関係を築いていて、そのだ歯科全体の雰囲気がとても温かく感じました。
そして年齢に関わらず、ちゃんと学ぶことの大切さ、セミナーを受講し臨床に活かすよう行動したこと、
なによりも園田先生の「患者様が楽で治ることが一番」という信念が患者様にもDHにも伝わり、選ばれる理由なのだと思います。
インタビュー中もご年配の方からお子様まで途切れることなく来院され、みなさん笑顔で帰られていたのがすごく印象に残りました。

そのだ歯科は、医院全体でエルバのセミナーに参加したことで、Dr.・DHが同じ方向を向いて進んでいるとお話してくださいました。
歯科医院の使命である治療すること・予防すること・患者様の負担をなくすこと、
そしてそれをチームアプローチで進めていく「スウェーデンスタイル」を体現しているのがそのだ歯科ではないでしょうか。

園田先生、貴重なお時間をありがとうございました。


公開日時:2026/08/10


●そのだ歯科
https://sonoda-shika.com/

【住所】
〒412-0026
静岡県御殿場市東田中1909-6

【院長】
園田 正敏 先生